家族が若年性認知症-前頭側頭型と診断されました

2017年、義母が60歳で若年性認知症と診断されました。

法事と義母

先日、義曾祖母の27回忌がありました。

集まる親戚はそう多くはないのですが、今回は外で会食ではなく、仕出し屋さんからお弁当を取り、家で食べることにしました。

そのため朝から準備に追われました。

 

我が家では年間を通して、家でする大きな行事が4回ほどあるのですが、これが年々義母の症状が進むにつれて大変になってきました。

前頭側頭型認知症の症状の一つに常同行動や脱抑制というのがありますが、義母も例にもれず同じことを何度も聞いたり、自分がしたいことを我慢出来ないので、人がまだ食事途中であっても帰ろうとしたり、人を帰らそうとしたり、準備に時間があってもだいぶ前から一人そわそわと落ち着きがなくなり同じことを何度も何度もやるまで繰り返します。

 

いつもはそう大したことではないのですが、こういう人が集まるとき、たくさんやることがあるときにそういう義母の症状があると、どっと疲れてしまいます。

朝からならまだましで、前日からずーーーと言い続けます。

まだ早いよ、まだ時間があるし、他のことをやってからね。

そんなことを言っても通じません。

 

することが多いと、普段は穏やかな義父もイライラしますし、私もイライラしてしまいます。

でも言ってもわからないんですよね。

 

今回も義母の行動一つ一つをなだめつつ、義母にも何か出来ることをしてもらおうと様子を見ながらの法事でした。

まだまだ体は元気なのでものを持って行ってもらったり、今まで義母がしていたお客様にお茶を出してもらったり、テーブルを拭いてもらったり。

 

その中でもものによってはあぁこれは難しかったのだな、ということもわかりましたし、親戚の方全てには義母の認知症について伝えてなかったので失礼なことを言ったらしいということもわかりました。

 

 

去年よりも確実に義母の症状は進んでいるなと思いました。

そして今後も毎年あるこれらの行事をどうやってこなしていこうか悩みどころです。

 

来月もまた大きな行事がありますが今までと同じように義母にも手伝ってもらってやるというのは難しいだろうなと改めて思いました。

 

本格的に私が切り盛りする時が早くもやってきたなという感じです。

 

でも一人で何もかもするというよりは今はまだ義母の様子を見つつ、お給仕もするということなので、より大変なんじゃないかとも思います。

なかなかハードだなと今から憂鬱ですが、やるしかないのでしょうね。

 

主人も手伝ってくれるので、これから数年先まで頑張っていこうとは思います。

 

 

 

 

 

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